舘洞

2015年5月 6日 水曜日

青山表参道のお洒落美容室dropのブログ おすすめ映画mommy

mommy

赤ちゃんは、ママって言いやすいみたいですね。
海外でも、マミー、マンマ
あんまり変わらないのは、どこの国でも、どの人種でも
一番最初に赤ちゃんが発する言葉だからとか、そうじゃないとか。

昨日、グザヴィエ・ドラン監督の「mommy」を観てきました。

ドランは25歳。学年は一つ上になりますが、私と同い年。

新しいものをつくりたい。
人と違う視点を見せたい。

ちょっとひねくれた、今っぽい映画。

ドランは19歳で「マイ・マザー」を発表し、次々と賞を獲得。
俳優出身であり、脚本を書いて自分で演じたりもする。
前作「トム・アット・ザ・ファーム」は監督かつ主演。

これがまたイケメン。そしてトムのヘアスタイルがかっこいい。のでこちらはまた次回。。。


今回のmommyはdrop Blogにも何度か登場したゴダールと肩を並べてカンヌ国際映画祭で受賞した。
まあ、要はルーキー。若手の進出。希望の星。みたいなところ。

超注目若手監督。
ポピュラーな立ち位置にいながら、テーマはいつもマイノリティー。

アスペクト比1:1のスクエア画面。
これは今流行りのインスタグラムからきているのだとか(皮肉にも感じられる)

スクエアのスクリーンに登場するのは主に3人。
障害児の息子、スティーヴ
その母親、ダイアン
隣人、カイラ



3人が各々に願う希望と、愛情。
母親って?親子って?愛情って?生きるって、なに?

お気に入りは、スケボーのシーン。
ファッションもかっこいい。



さあ、アンチヒーロー、スティーヴの運命は?


シーンのカット、演出、BGMの名曲たち。
ドランの世界観は賛否両論かと。


冒頭の

人を"変わっている"と決めつける人は嫌いだ
その人の個性を磨くセンスが感じられない

そんなような言葉。

何に対して"変わっている"のか
"違い"はいけないことなのか


発信は、同年代の少年。
時間軸は現代。
若者の視点。
昔からの変わらぬ問題。

親という存在。
愛と希望。

興味がある方は是非。絶賛公開中。





投稿者 舘洞

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