インプラントを選択すると…

• 安定したかみ合わせを保つことが可能
• 失った歯の数が多くても、かみ合せの力が回復します
• 自分の歯のように見た目がきれいにできる
• 適切なケアにより数十年保つことも可能

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れをご紹介します。

インプラント手術でのCTスキャンの必要性

当クリニックではインプラント手術の際にCTスキャンを行いますが、そもそも何故CTスキャンが必要なのでしょうか。

確かに、CTスキャンをしないクリニックも存在します。
以前、東京にある歯科クリニックがインプラント手術行なった際の事故が大々的に報道されていましたが、その事故は明らかにCTスキャンをして、確認をしていれば防げた事故でした。

このように、CTスキャンを撮影することで、上顎、下顎の骨の3次元的構造、骨の内部にある神経や血管の走行、さらにインプラント埋入予定部位の周囲の組織の状況が明らかになり、目で見ても確認出来ない部分見ることが出来るというのは大事なことなのです。
全ての症例にCT撮影が必須であるとは言えません。 しかし、CTを撮影することで、顎の３次元的な解析が可能ですので、より安全で確実なインプラント治療に繋がることは確かです。

インプラントの種類

インプラントの構造は、歯根部分となる人工歯根(インプラント、フィクスチャー、ヒーリングアパットメント)と、上からかぶせる人工歯、人工歯と人工歯根を連結する「アバットメント」という3つのパーツで成り立っています。このうち最も重要となるのがインプラント部分で、主に3種類のタイプがあります。

インプラントの素材ですが、多くのインプラントは、純度の高いチタンを使用しています。
チタンは非常に強度があり、腐食に強く、金属アレルギーがほとんど起こらないという、人体に優しい素材です。何よりチタンが優れているのは、骨との親和性が非常に高い点。骨としっかりと結合して一体化することができます。

※上記の種類の他にも、インプラントとアバットメントが最初から一体化している「ワンピース型」や、
別々になった「ツーピース型」があります。
使用する際は一人ひとりのお口の環境次第に合わせて医師が決定します。

	入れ歯	ブリッジ	インプラント
メリット	ブリッジ・インプラントと比べると両隣の健康な歯を削る必要がないので、比較的安易に治療できます。	部分入れ歯に比べ自分の歯に近い噛み心地が得られ、咀嚼効率も天然場の約60%とそこそこ回復します。 また、ある程度安価に治療を受けることができます。	インプラントはブリッジと違い、両隣の健康な歯をけずる必要がなく、入れ歯のように隣の歯にバネなどを引っ掛ける必要もないので、残っている健康な歯を長持ちさせることにつながります。 また噛む力は天然歯と同程度まで回復するので食べ物の味が変わりにくく、入れ歯・ブリッジと比べて雑菌が入りにくいので、嫌なにおいが発生しません。
デメリット	年々口の中の変化により、入れ歯が合わなくなったり、雑菌が溜まりやすいので、口臭が出やすくなるというデメリットがあります。	ブリッジを支える両隣の歯を大幅に削る必要があり噛み合せたときも両隣の歯に負担がかかり、最終的に両隣の歯も悪くする可能性があります。	顎の骨に手術が必要になります。 また、状態によっては手術が困難なことがあり、インプラントが出来ない場合もあります。 また、ブリッジ・入れ歯に比べ、費用が高価になります。