
訪問歯科とは、ご高齢・ご病気等様々な理由でお体が不自由で、ご自身で歯医者にいけない方のために歯科医師がご自宅に訪問して歯科診療を行う治療の事です。
「入れ歯の調子が悪い」「歯が痛い」「むし歯などの点検をしたい」そんな時はありませんか?
また、むし歯や歯の治療だけではなく、口腔ケアにも力を入れています。
訪問歯科といっても入れ歯の調整や抜歯など応急処置の範囲を超えないものや、口腔ケアはお口の中を歯ブラシで洗う程度など、レベルは様々です。
しかし私たちが取り組んでいるのは、そうしたことを全て含めた「本物の訪問歯科診療」のご提供です。
訪問歯科用の機器など、万全の体勢で訪問させていただいていますが、実際の医院で治療を行なう場合とはかなり異なります。しかしそういった事を含めて患者様、患者様のご家族に治療計画を明確にお伝えしながら、慎重に治療させていただきます。
口腔ケアはどんな人にとっても重要なものですが、高齢者にとっては更に重要なものになってきます。
65歳以上の高齢者の死亡原因は、がん、心疾患に次いで第3位が「肺炎」です。
高齢になると身体機能の低下に加え、摂食・嚥下障害(えんげしょうがい・疾病や老化などの原因により飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害)など、口腔機能も低下します。
神経伝達活動も低下し、咳き込んだり、食べ物を飲み込む力が低下すると、細菌を含んだ食べ物や唾液が気管に入ってしまい、肺炎を引き起こします。
これを誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)と言います。この誤嚥性肺炎を引き起こさない為に必要なことは、出来る限り口腔内の機能を低下させないようケアをすること、また口腔ケアで口腔内を清潔に保つ必要があります。
口腔ケアの目的としては「機能的口腔ケア」「器質的口腔ケア」 の2つが挙げられます。
「機能的口腔ケア」
1つ目は、口腔機能のリハビリテーションとしての口腔ケアです。 代表的なものとして舌体操や、顔面体操、唾液腺のマッサージなどがあります。舌を動かすことで、口の周りの筋肉トレーニングになります。
摂食・嚥下障害(疾病や老化などの原因により飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害)を起こさないためにも、歯だけでなく、舌や唇までを含めた全ての機能を活性化させ、口腔ケアでの重要な役割を果たします。介護での歯科疾患予防だけでなく、認知症進行の予防としても注目されてきています。
口腔ケアはどんな人にとっても重要なものですが、高齢者にとっては更に重要なものになってきます。
「器質的口腔ケア」
2つ目の「器質的口腔ケア」は、身近な歯磨きや歯垢清掃によって虫歯や歯周病といった歯科疾患の予防から、口の中をきれいにすることで誤嚥により引き起こされる肺炎(誤嚥性肺炎)や呼吸器感染症などを防ぐ目的もあります。
私たちの体には、外部からウイルスや細菌が進入しようとしたときに、異物を侵入させないように防御機能を持っていますが、口の中が細菌で汚れていると、この防御機能の働きが弱まってしまいます。
口腔ケアにより、唾液がよく出るような状態にすることでウイルスや、細菌などを洗い流す役割をします。
これらの口腔ケアは、高齢者にとって多くのメリットがあります。口腔ケアを行うことで、歯科疾患予防から、口腔機能の向上で健康の維持や増進を行い、生活改善から、食べることの意欲が湧き、最終的に生きることの意欲も増してくるのです。また口臭予防の効果や、人とのコミュニケーションを取る機会を増やすことにも繋がります。
口から影響して起こる、さまざまな健康への悪循環を引き起こさない為にも適切に口腔ケアを行い、患者様のQOL(クオリティーオブライフ・生活の質)の向上を目指します。
TEL、FAXにて承ります)患者様ご本人、ご家族様、または要介護者の方からもお申し込み頂けます。
ご指定場所にご訪問します。まずは検診を受けて頂き、お口の状態や全身状態のチェックをします。
検診結果をもとに治療内容、治療期間、金額等のご説明をさせていただきます。
ご納得いただいた上で患者さまにあった最善の方法で治療に入らせていただきます。
治療計画にご納得いただけた場合、診療に入らせていただきます。
初診時、各種保険証をご提示いただきます。
診察時にご用意いただくもの:
ここにご用意いただく内容が入ります。このテキストはダミーです。ここにご用意いただく内容が入ります。このテキストはダミーです。
入歯の微調整、歯石除去などを行います。
個別のケアメニューを作成し、口腔ケアを行います。
ポータブル機器
お口のケアやむし歯治療を行ないます。
ポータブル機器
お口のケアやむし歯治療を行ないます。
・75歳以上の方
・65歳以上で広域連合から障害認定を受けた方
→定率1割自己負担(現役並所得者の方は3割負担)
・65歳から69歳までの方はお持ちの保険証に準じて自己負担
・70歳から74歳までの方は2割もしくは3割自己負担
・各市町村の減免と同じ扱いです
・一般の医療保険の自己負担と同じ扱いです
お一人のみ指導:1回 ¥500
幅数人への指導:1回 ¥450
お一人のみ指導:1回 ¥350
幅数人への指導:1回 ¥300
まずは歯科医師にお尋ねください。
おおよその料金、治療期間を説明致します。
★医療保険と介護保険の自己負担が、同時に発生する場合があります。○在宅にて療養中の患者様(または施設に入所中の患者様一人のみ診療した場合)
歯を1本抜いた場合 | ¥3,000 |
簡単なむし歯を1本治療する場合 | ¥2,000 |
金属の詰め物を1本行う場合(型を取って入れるまで) | ¥3,500 |
歯の神経を取る場合(1本) | ¥4,000 |
奥歯の金属をかぶせ物を1本行う場合(型を取って入れるまで) | ¥5,000 |
前歯の金属をかぶせ物を1本行う場合(型を取って入れるまで) | ¥6,000 |
比較的小さい入れ歯を作る(型を取って入れるまで) | ¥7,000 |
比較的大きい入れ歯、総入れ歯を作る(型を取って入れるまで) | ¥12,000 |
入れ歯の修理 | ¥3,000 |
入れ歯の調整 | ¥1,500 |
介護保険での口腔ケア | ¥350~2,400 |
※表示金額は一部負担金のおおよその目安です。
口腔状態、治療する部位および手法、技工により前後します。
※原則として保険外の診療は行いませんが、どうしても希望される場合はご相談ください。
※「後期高齢者医療被保険証」をお持ちの方の目安です。
よしなか歯科クリニックでは 家で行なう口腔ケアの講習会・勉強会を行なっています。