drop

2016年8月 3日 水曜日

表参道青山の美容院drop柴田。雨の日にART BOOKとか


最近は雨が降ったり止んだりモノクロームな天気が多いですが、、

drop ART BOOKから
躍動感を感じる白黒写真集を2冊pick up...

↓アリ・マルコポロスの
「PASS THE MIC BEASTIE BOYS 1991-1996」



バスキアやロイ・リキテンシュタイン、ロバート・メイプルソープ等々さまざまなアーティストのポートレイトを撮り続けたフォトグラファーがビースティーボーイズに迫った写真集。

90年代前半、若者達に大きな影響を与えた音楽ユニット、ビースティー、
パンクやヒップホップをミックスしたジャンルレスな表現がオルタナティブでクール。
この写真集にはストリートから生まれる新しいモノやエネルギーを感じます。
既成概念を崩そうとする彼らの創作シーンなども魅力的。


↓ラリー・クラークの「TULSA」



映画監督としても活動するラリー・クラークの71年処女作のこの写真集は
地元オクラホマのタルサで暮らす友人達を被写体にした物。

ドラッグに染まった少年期を過ごした彼が映す
ジャンキー達のリアルな日常風景は刺激的。

ディープな側面を持った表現方法や物事はこのご時世ではなかなか目にする事がないような気がしますが、
やっぱりエッジの効いたものには刺激が宿る、逆に言うと刺激的な部分を排除すればするほど角がなくて
心に突き刺さらないものになってしまう。とか思ったり。

じっくり見るほど、彼ら被写体のピュアで繊細な感情が伝わってくるところが印象的です。


そんな2冊のご紹介でした。
今日も少し曇り空ですが、みなさん突然の雨には気をつけて下さいね。
ではまた




投稿者 drop

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