drop

2015年10月26日 月曜日

表参道青山の美容院drop柴田。シーンと会話と服とヘアー

こんにちは、肌寒くなってきましたね。
最近天気は良くて気持ち良いです。

そんな季節に映画日記的には
秋っぽい映画をみてみようと思って、観たのは
「アニー ホール」 ウディ・アレン監督、主演。
77年作



ファッション誌等でピックアップされる事も多い映画で、
アニーを演じるダイアン・キートンの凜としつつ肩の力が抜けた着こなし、
アルビーを演じるウディ・アレンのユルくてダサカッコいいセンスとか
ほんとにイマ街中で見たとしても洒落たカップルの話なのです。



出会い~別れをふり返って回想していく内容で、
よくあるようないざこざと すれ違いが映し出されてるんですけど、
とにかく会話が良いですね。知的センスをふざけに使うような感じで
漂う空気感はずっといいところに。

ファッションって例えば、何々っぽくとか、
~風みたいなのあると思うんですけど、
人間的な魅力、、があって成り立つ事ってやっぱり
多いと思いませんか?
それ以上いけない、みたいな、
あと頑張りすぎ、とか、
これを観ててあらためてそんな事を思ったりしました。



真面目ではない、そんなイメージのこの作品は構成も
独特、創造性を感じるユーモアセンスはとても魅力的ですね。

現実の生活ではかなり人格が破綻?しているような
人物像だというアレン。
映画の中に逃避するようなところからモノを表現しつづけているようです。

最後、カフェで2人が久々に再会するシーン
見送るときの
ナレーションの言葉がとても印象的で素敵でした。

ファッションとは大切な日常の事だと思った今日このごろです。


投稿者 drop

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