drop

2015年10月14日 水曜日

表参道青山の美容院drop柴田。答がない事って確かに有る事でもある

こんにちは、晴れてますね。

先日みた映画のお話し、映画日記

「あえかなる部屋」中村佑子監督。

アーティスト、内藤礼さんを追ったドキュメンタリーから始まっていく内容。
後半は5人の女性が自分との向き合いを、それぞれ語らいながらセッションしていくような展開に。



内藤氏の手がけた「母型」(豊島に造られた、人を内包する空間造形のようなモノ)
の中で女性達が今の自分の事や生(死)の事を話す
シーン、個人的にはシンプルに純潔さを感じました。



アート=日常のほんとの気持ち・確かに有ると信じてるモノ、
制作=自分を強く認識、でも自分の自我が完全に消える瞬間。無い~有るを、もしくは有る~有る。
これは半分僕が個人的に解釈した内藤氏の思いですが、
響く部分がありましたね。

人は何かに理由をつけたがりますよね。
例えば生きる事、、

哲学的な部分も多く感じるこの映画を観て、
理由なんかなにもない
にたどり着くまではそれを見つめる瞬間がある事自体、人間にしかできない事。
だとか、それを疑問視したり考える事って
「気高い普通」だと思ったり、
聖域ってみんなの中に確かに有るモノだ。と思ったりしました。

「大きく息をしたくなる時がある。」
一つの理由に触れる事ができる彼女の言葉、
そんなシーンも。

個人的な感想で最終的には、ただ単純に
目の前の日常を頑張ろう、
人を大切に。
やっぱりそう思えたのでした。
キレイごととはまた違うカタチで。笑



投稿者 drop

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