管理栄養士の知識と経験を活かして、企業の社員食堂の運営に携わっています。
私の主な業務は、栄養バランスの整ったメニューを考案・提供したり、健康イベントなどの提案・実施を通じて、お客様の健康管理に貢献すること。新しく考えたメニューやイベントが好評だと素直にうれしくなりますし、お客様から「おいしかった」と言ってもらえることは、仕事のやりがいでもあります。
これまで数多くの新規開店の事業所の立ち上げに携わり、店長業務として人事や会計処理、スタッフ教育なども担当してきました。いつも私が心掛けているのは、スタッフが楽しく働ける環境をつくることです。スタッフとの円滑なコミュニケーションは、トラブル回避やスタッフの定着率向上、事業所全体のレベルアップにもつながります。
お互いに気持ちよく働ける雰囲気ができていれば、「このやり方のほうがいいからみんなでやってみよう」という積極的な提案が誰からともなく上がります。自分たちの事業所をもっと良くしていこうとする気持ちを、みんなに持ってもらうことが大切だと考えています。
私は入社してから二度の出産を経験しています。職場復帰の際には、育児との両立のために仕事のスタイルを大きく変えなければなりませんでしたが、これまでの知識と経験を活かして社会で活躍できる場所があることは、私にとって非常に重要なことです。
時間が許す限り仕事を突き詰める出産以前の働き方から、限られた勤務時間の中でどうやって仕事をこなしていくかという働き方に切り替えてきました。もちろん、働き方をシフトしていくには、自分ですべてを抱えるのではなく、人に仕事を頼むことも覚えていかなければなりません。そうする中で、仕事への責任感も一層と深まりました。
こうしたスタイルを実現できたのも、キャストさんや調理師さんの理解や協力体制があったからこそ。お互いに助け合う風土があることは、当グループの魅力でもあります。
今後の目標としては、これまでの経験を活かして後輩の育成に力を入れていきたいと考えています。これから入社する方達に求められるのは、どんな環境にも適応していける柔軟な考え方です。「今までやったことがないからできない」ではなく、「目標を実現するためにはどうすればいいか」を前向きに考えられるスタッフを育てていきたいです。
そのためにも、まずは私自身がもっと成長していかなければならないと感じています。
今の私に必要なのは、もっとたくさんの経験を積んで、見識の幅を広げていくこと。
一つの会社に長くいると、ついつい偏った見方でしか物事を捉えられなくなるので、いろいろな角度から物事を判断する力をつけていきたいと考えています。
私にとって西洋フード・コンパスグループとは、女性が活躍できる働きやすい職場であり、自分の思い描くキャリアをめざせる場所です。お互いに切磋琢磨できる意欲の高い方々と一緒に、これからも働いていきたいですね。